つみほ スレスレなるままに

現実と非現実の境目をふらふらと往き来するかのような日常の記録

人並みに身長伸びたのはやっぱり運動したからかなと思った件

小学生の頃、太ってました。

といってもブクブクのおデブちゃんだった訳ではなく、流行りの言葉でいうならポッチャリ:所謂小肥りに近い感じ。ただ、とにかく運動音痴で、一番嫌いな教科が体育で、走るのも投げるのも全然ダメ、、だったこともありポテッとした感じでした。

背丈も低めだったんじゃないかな、だから余計にボテ感が強かった印象があります。

 

運動音痴でケガが絶えなかった中学時代

中学生になっても運動音痴は相変わりませんでしたが、それでも一時はテニス部なんかに籍を置いたりしていました。ただ、生来の運動音痴が祟ってとにかくケガが多かった。しかもクラブ活動でケガするのではなく、よくぶつけたり転んだり、手足に打撲や捻挫のない日はないってくらいケガばかりしていました。

当然、ケガしている間は部活ができないから本当に名ばかりのテニス部員でした。

 

小さいことがコンプレックスだった

中学生にもなると背丈とか身体つきとかに関心が向いてきますよね?

そこで徐ろに、自分が小さい(背丈が低い)現実に直面しました。

中学1年のときの身長は123センチ!!

そう言うと、えっ、またまた冗談でしょう?って言われることが多いんですが、通信簿に載ってたので確かな情報です。。

今時なら小学校低学年でももう少し背が高いんじゃないですかね。

でも、そんな背の低い私ですら前から数えて三番目、つまり当時は、私よりさらに背の低い中学生が二人もいた、ってことですね。。

 

今の私は、、、

まあ他の人のことはともかくも、現在の私はと言うと171センチ。

今の時代、決して背が高いと言える身長ではありませんが、苦悩するほど低くもない、ってくらいの背丈ではないでしょうか。

当時は、身長170センチが婚活成功の境界線とまで言われていた時代でもあり、結婚を意識し始めるまでに170センチになんとか手が届いたのは、本当にラッキーだったと思います。

実のところ、高校1年の終わり頃にはまだ141センチしかなかったのですが、高校2年の秋からググーンと急に伸び始め、大学を卒業した年に大台に乗った、、そんな感じです。

 

イジメに近い高校時代の部活がカラダを変えた

高校生になってから背が伸びたのはいろんな要因が考えられますが、おそらくは高校での部活のせいでしょう。

私が通っていた高校では、男子生徒は運動系のクラブに入ることが必須でした。

もしどこの運動系クラブにも入らなかったら、否応なしに応援団に入れられるのです(汗)。。

幸いこの高校には硬式テニス部がありまして、中学時代に憧れていた先輩女性も入部し活動していました。あ、もちろん先輩は女子テニス部ですけどね。。

中学時代に軟式テニス部にいた私は、まあ一つの選択肢として男子硬式テニス部を選びました。

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テニスボールとラケットのイメージ

本当のことを言うと入りたかった訳ではないんです。でも、応援団との二択なら否応なかったです。

中学の時、ケガばかりでちっとも部活できなかったこともあり、仕方なしに入った割にはかなりがんばって部活していました。

 

ところで、ウチの高校の硬式テニス部はダブルス参戦オンリーです。だから入部するときは、予めダブルスのパートナーとペアを組んでおく必要があります。

たまたま同じ中学からその高校に進学したヤツがいて、彼もまた応援団逃れのために入部するクラブを探していたので、ならばとペアを組みめでたく入部の運びとなりました。

けれどそういう理由で入部しただけなので、ほとぼりが冷めると同時にペアの片割れ、つまりパートナーとなるはずの相手は退部してしまいました(汗)。。

そうなると私にはダブルスのペアがいないということになります。同じようにペア解消の人が出ない限り、私にはペアがいないことになり、少なくとも試合には出られません。

さらに日ごろの練習もダブルスで行うので、結局のところ球拾いとか、応援の声掛けとか、テニスとは直接関係のない部活になります。。

 

これに加えて、当時の私は、というか今でもそうですが人前で喋ることが超苦手。ましてや部活で、応援する対象が明確でないところでファイト〜!!なんて叫ぶことなんてできなかった。

これが部長の気に障ったようで、やる気のないヤツはコートに入るな!!みたいな(笑)。。更に、やることがないなら走っとけ、オレがいいというまで走っとけ!!って感じ(苦笑)。。

周りの先輩や同級生の目には、部長が私をイジメていると映ったようです。私自身、体が小さいし気が弱いくせに生意気でしたから。

でも今みたいな陰湿なイジメ、精神的に追い詰めていくようなイジメはなかったはず。傍からみてるだけでは分からない、それとは分からないやり方のイジメでした。

その証拠に私自身、それがイジメだったとは長らく気づかなかったし、仮令それが最初は本当にイジメだったのだとしても、結果的に私にとっては良い影響をもたらしてくれました。

イジメ(?)の内容は、部活が始まってから部長がもういいと言うまでコートの周りを走り続ける、というもの。傍目には基礎体力づくりのためのランニングにしか見えません。

 

実はウチの高校のテニスコートは学外の住宅地の中にあり、コートの周りと言ってもテニスコートと周りの住宅地との間に道がある訳ではないので、一周が400mとか500mとかいう長い道のりになります。。毎日何周走らされたかなあ。。

ある日などは日が暮れてからも走っていて、同じテニス部の先輩に「まだ走ってるのか?」と声をかけられました。がんばるのはいいけど、無理はするなよ。

そういう先輩に、部長がいいというまで走れと言われてることを伝えたら、、それでイジメが発覚した次第です(苦笑)。。

 

持久力というオマケまでついてきた

結局その後、これがキッカケになって退部することになるのですが、基礎体力ゼロ+運動音痴だった私に、人並みの体力、特に持久力がついたのは、このとき走り込んだからだと思います。体力と同時に筋力も身についたことが身長が劇的に伸びるキッカケになったと思うのです。

140センチ台だった身長が、一年半ほどで160センチ台の後半まで伸び、その後も伸び続けて最終的に170センチの大台に乗ったのですから!!

周りの人たちの目には、驚異的に映ったでしょうね。