つみほ スレスレなるままに

現実と非現実の境目をふらふらと往き来するかのような日常の記録

風邪でぶっ倒れたときの対処法〜僕のやり方

ちょっと調子悪いなあ、風邪引いたかな〜と思いつつも、なかなか休めないものです。そうこうしているうちに本格的に風邪の諸症状が出てきて、しまった!!と思ったときには後の祭り、、ということは多々あると思います。

ゴホゴホ咳とズルズル鼻水、ガンガン頭痛、、人によって症状は様々でしょうが、これ、当人がしんどく辛いのは当然としても、周りの人にとってもいい気分じゃありません。特に公共交通機関、つまり電車やバスを利用している人たちにしてみれば、言葉にこそしないものの迷惑以外の何物でもありません。

時折、電車やバスの中、あるいは人が集まる場所で諍いが起きます。その原因は大抵の場合、ほんのささやかな気持ちのズレだったりします。

先日も電車の中で足が痛いと騒いでいる人がいました。周りは、関わり合いになることを恐れてか完全無視を決め込んでいました。それが気に障ってか、その人はますます語気を強めていきます。そこにたまたま乗り合わせたのが僕でして、隣のドアから移動してその場に居合わせる形になったわけです。さっそくその人の怒りの矛先が僕のところに飛んできました。話を聞いていると、少し前に電車に乗ったとき、多分相当に混んでいたのでしょう。足を蹴られたか踏まれたかして痛めたようです。混んでいる電車に乗ったことがある人なら分かるでしょうが、乗り合わせた人もこれから乗り込もうという人も、とにかく乗り込むことが最優先で、白分の足や他人の足がどんな状況にあるかなんて気にしませんよね。とにかく自分の足を入り込ませて足場を確保し、体をねじ込ませることに専念します。たぶんその人も普段はそんな風にしていたと思いますが、あるとき被害者になってしまった。それも相当ひどい負傷だったようで、後遺症に悩まされているようです。なら、こんな混んでる電車に乗らなきゃいいのに、、って考える人が多いでしょう。そしてその考え方は意識せずに表情や態度に出てしまう。それがまたその人の癇に障り騒ぎが大きくなるという悪循環でした。

僕には足に持病があって、その人と同じ立場ではないものの痛みや辛さは分かります。それで落ち着いて話が聞けた。足痛いのは辛いですよね、僕も左膝を痛めてるから分かりますよ、、と言ったら、その人は急速に落ち着かれました。そして次の駅で僕が降りるとき、足お大事にな、、と言ってくれました。

誰も無理やりねじ込んで他人を諍いに巻き込もうとしている訳ではないと思います。何事にも原因やキッカケがあり、そこから騒ぎが大きくなる。その原因やキッカケが、自身の風邪の諸症状っていうのは、あまりにも情けなくないですか?

花粉症などのアレルギー疾患の場合は、これはもう症状が収まるまで当人にもどうしようもないですし、感染するものでもないから、他人の目は気になるかもしれないですが仕方なしと諦めましょう。でも風邪やインフルエンザの場合は、本人が辛いだけでなく他人に感染するリスクがありますから、これはもう誰にも弁解できることではありません。少なくとも、出来る限り他人に感染さないための対策はとるべきです。

人によってやり方は違うと思いますが、僕の場合、一番症状がひどいときは外出しません。

風邪かなと認識したら、まずは様子見します。軽い症状なら、ちよっとしたケアで治ってしまうこともあるからです。でも症状か酷くなる一方で、他人にそれと分かる、疑われるに足る症状が出てきたら、速攻で医者に行きます。そして風邪だと診断されたら、その時の具合やしんどさにもよりますが大抵は、寝ます。

寝るのが一番です。医者で処方される風邪薬は、抗生剤を除けば全て症状の緩和剤です。抗生剤も、風邪の菌にだけ作用するのではなく少なからず人体にも負担をかけます。だから風邪薬を飲んだら、とにかく身体を休めることが肝要です。風邪薬を飲んだから大丈夫と思って無理をすると、却って体を壊します。風邪薬を飲んだら、抗生剤が菌を殺すのを待ち、その後で身体が回復するのを待つ、、これが正しいやり方だと思います。その期間を短縮するには、やはり最初の一日です。その日は寝ましょう。眠るのが一番いいですが、眠れなくても横になって何もせず、何も考えずに過ごすのでもいいんじゃないでしょうか。

とにかく身体に負担をかけないようにして過ごすのが肝要です。

家族や他人に何を言われようがお構いなしです。家族と言えど、本当に自身が何もできなくなったときに身代わりになってくれるはずはありませんから。

寝ている間、食事はどうするか。

基本的には不要と思っていますが、薬は飲んだほうがいいです。となると食事も摂る方がいいです。空腹で効く薬もありますが、医者で処方される薬は概して強めで胃を荒らすからです。僕の場合は、コーンフレークと豆乳で済ませています。一般的な牛乳でなく豆乳にしているのは、僕が牛乳がダメだからなだけです。幼少期は全然平気だったのに、虫垂炎を患ってから牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするようになって飲めなくなりました。

要は消化がよく身体に余計な負担をかけない、ということを念頭に置いたらそういう食事になるかな、ということです。

仕事持ちの場合、おいそれと仕事は休めないということもありますよね。でも考えてみるとすぐにわかりますが、仕事に出ても普段通りに仕事ができるはずはありませんし、ポカミスを連発して他人に迷惑をかけるかもしれません。却って仕事を増やすことにもなりかねない。自転車操業中ならいざ知らず、会社勤めのサラリーマンの場合、一日の休みが万年に値するようなケースは殆どないと言えます。あるいはもしそういうケースがあるとしたら、ちょっとしたミスが命取りになるような仕事なわけですから、余計に休息が必要だと思います。