つみほ スレスレなるままに

現実と非現実の境目をふらふらと往き来するかのような日常の記録

せっかく伊吹山山頂に来たんだから登山しないって手はないよね?えっ、そうなの?

伊吹山ドライブウェイに入りました。

思ったとおり、というか思った以上に通行料は高かった(汗)。本当に、行こうか戻ろうか迷うレベルです。

でもクルマで伊吹山に登るにはドライブウェイを通るしかありません。

もうひとつの伊吹山攻略ルートは登山口からのひたすら登山です。でも流石に写真機材を抱えての登山は少々キツいものがありますし、敢えて登山を選んだとしても、登山道の入り口付近にクルマを駐車していく必要があります。

その料金をドライブウェイの通行料から差し引いて考えてみれば、まあ許せる金額と言えなくもないかもと、かなり大幅に盛った解釈をしてドライブウェイに入ることにしたのです。

ドライブウェイに入って暫くは、どこにでもあるワインディングロードですが、やがてある程度の海抜まで上がると、眼下に市街地や四方の森林帯が見え始めなかなかの眺望です。もちろん私は運転に専念。さもないと運転を誤ってガードレールに激突、、なんて、笑えない話になってしまいます。

 

伊吹山ドライブウェイには何箇所か、待避所という名の簡易的な駐車スペースがあります。うまく適合すれば、クルマを停めて眺望を写真に撮れる、、のですが、駐車スペースのある場所が必ずしもステキな写真が撮れる場所、、ではないところがミソです。

場所的には良さげでも、実際には眺望側に木が生い茂っていて視界を遮っていたり、視界を遮るものがなく写真を撮るには絶好!という場所には駐車スペースがない、なんてことは至極当然のことなのです。

それでも山頂駐車場に行き着くまでに絶好のポイントが数カ所はあり、そこでは私自身もクルマを降りて心行くまで写真を撮りました。

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伊吹山ドライブウェイのワインディングロード

山頂駐車場にはかなりの台数のクルマが停まってました。

各地のドライブウェイを走りましたが、この伊吹山ドライブウェイのように山頂と麓をつなぐだけの、つまり、帰りは同じ道を引き返すタイプのドライブウェイで、折り返し地点となる山頂駐車場にこれほどのクルマが停まっている場所はそうそうありません。ましてや、あの通行料です。これはもう特異点としか思えませんね。。

 

それはともかくとして、、

山頂駐車場に着いたのだから、私としては売店にでも入って何か冷たいものでも飲み食いしたかったのです。

ところが息子は、山頂に行こう!!と言い出しました。

えっ?山登るの?

うん、山頂から写真撮りたい。

 

そうなんです。

ここはあくまでもクルマで行けるドライブウェイの山頂に過ぎず、伊吹山山頂はここから更に徒歩で登った先にあるのです。

見れば確かに駐車場にクルマを停めた人の殆どが登山道に流れ込んでいます。

僕だけ行って来ようか?

息子にそう言われては、そうしてくれ、とは言えないじゃないですか(笑)。。

いや普通は言えるかもしれませんが、私にも写真を撮りたい気持ちはあるし、ひとりで行かせたらそれこそ何時間待たされるか分かったもんじゃありません(汗)。

息子の性格はよく分かってる、、っていうんじゃないですよ。

私自身がそうだからです。。

もし私がひとりで登って写真を撮りに行ったら、待ってる人は堪ったもんじゃない。

いつ戻ってくるか、ひょっとしたら戻って来ないんじゃないか、、くらいのノリで行ったきりになること請け合いだからです。

たぶん息子も、撮影にのめり込んだらその辺りのことお構いなし、時間の経つのも忘れちゃうだろう。そうすると結局は追っかけて登ることになるだろうから、だったら一緒に登ったほうが楽しいだろうと思った訳ですよ。

いちおう私の方が写真撮影にハマってる期間は長いので、アングルとか構図とか、設定とかを一緒に登りながらならアドバイスできることもあるかもしれない、、でしょう?

ただ一点失敗したことがあります。

それは、、登山することを想定しないでクルマを降りそのまま登山することになったので、いつもなら首に薄手のタオルを巻くのですが、その時はタオルどころかハンカチの一枚も持たずに山に入りました。

結果、汗ダラダラでも拭き取れず強い陽射しに首から肩にかけてヤケドのようなひどい日焼けをしてしまいました。

山に入るときは、どんなに陽射しが弱くても首にタオルは必携ですよ。襟付きの服を着ていても首の後ろは露出してることが多いので要注意です。

もちろんカバーできればいいので、タオルでなくスカーフなどでも良いです。

でも汗をかく季節は汗拭きも兼ねて薄手のタオル、あるいは手ぬぐいでもいいと思いますが、水分をよく吸ってくれて乾きやすいものがオススメです。

ただ、吸水タオルとして有名なマイクロファイバータオルは、吸水性はいいかもしれませんが発散してくれないのでオススメしません。