つみほ スレスレなるままに

現実と非現実の境目をふらふらと往き来するかのような日常の記録

事前予約は余裕を持った時間帯にするのがベター、代替え案も忘れずに

ところで、、

私たちが猿壺の滝に着いたときは割と早い時間帯だったためか、私たち以外に人影はありませんでした。

でも陽が高くなるに連れて、親子連れや年配者御一行、果ては、道案内の旗を持った先導者に連れられた観光客御一行様が滝壺に溢れ、写真撮影どころではなくなりました。

それでも快心の一枚を求めてそのままその場にとどまっていた私たちですが、ふと時計を見ると11時半です!!カスミ海上GEOタクシーの予約時刻は?、、、そう、昼過ぎの13時でしたね。

ヤッベー!!

ってことで大急ぎで機材を片付けて駐車場に戻り、あんにゃらこんにゃら。。。

そして、カスミに移動しながらメールチェック。

実は前日に予約したカスミ海上GEOタクシーは、とりあえずの受付完了メールの後、船長さんが直々に連絡をくれることになってる正に至れり尽くせりのサービスなんです。予約の際に客側から希望を伝えることができるのですが、それが可能かどうかとか、どこに船が係留されているかとか、そういう簡単な打ち合わせをするため、、なのかなと、勝手に思ってるだけですが。。

なので、その船長さんからの連絡が来てないか朝から何度も確認していたような訳です。でも、メールはありませんでしたし、電話が掛かって来ていた形跡もなし。。。

あっ!?

息子が突然素っ頓狂な声をあげたので、私もびっくりして即応してしまいました。

えっ?なに?

圏外になってる。。。

私のドコモのスマホはしっかり4Gのアンテナが立っていたのですが、息子のソフトバンクのスマホは3Gのアンテナすら立たない全くの圏外、これではメールはおろか電話も通じません。仮令船長さんから連絡来てたとしても全く繋がらないレベルです。

これはもう船長さんに時間ずらして貰えるかを確認するより何より、時間通りに現地に着いとかないとダメじゃん、、っていう緊急事態(大汗)。。

とにかくアンテナ立つところまで移動しようということで、大急ぎで山を下りるんですが、下りても下りても全然アンテナが立たない。

漸くアンテナが立つところまで下りた時には、約束の時刻まで残り1時間を切っていました。ナビに表示されている到着予定時刻は、13時15分、、ダメじゃん(大汗)。

でも、ダメじゃないこともあるんですよ。

ナビが割り出す到着時刻は、現在地から目的地までの距離(道のり)から所要時間を割り出し、現在時刻から所要時間経過後の時刻を計算しています。

道のりから所要時間を割り出すには速度成分が必要です。ナビでは予め設定した基準速度に基づいて所要時間を割り出す訳です。

ナビによっては、巡航速度を実測して平均速度を割り出し、これを基準速度とするものもあると聞きます。でも私のは、幸か不幸かスマホアプリなので、事前設定した基準速度で計算するタイプです。つまり、、、基準速度より速く移動できれば所要時間時間も短くて済み、ナビの表示した予定到着時刻より早く着く可能性もある、ということなんです。

そんなにうまく行くものかな、、そう思いますよね?私も思いました。けれども、現地に着いたとき時計の針は12時55分を指していたのです!!

ところが、どうも様子がおかしい。約束の場所に行っても誰もいません。

場所を間違えたかと思い、もう一度ぐるっと回って約束の場所へ。

と、息子が、

あの看板がそうかな、欠航って書いてるけど。。

見れば、カスミ海上GEOタクシーの案内看板の上に「欠航」という貼り紙が貼られています。でも相変わらず船長さんからは何の連絡も入っていません。

しばらくの沈黙の後、帰ろう、という息子にひとまず状況を確認しよう、と言ってカスミ海上GEOタクシーの事務局というところに電話を掛けました。

電話に出てくれた担当者らしき方に、

・予約時刻に来たが「欠航」になっている。

・連絡が貰えるはずが一切なかった。

ことを告げ、少なくとも欠航になったら予約客には連絡くれるのがスジじゃないかと、何がどうしてこんなことになったのか説明してくださいと言いました。

相手の方はかなり恐縮した様子で、

・朝から少し風は強かったが運行していた。

・午前10時頃から白波が立って来たので欠航を決めた。

・午後からの予約客には連絡したつもりだった(私たちに連絡なかったのはミス)。

のようなことを説明してくれました。

ちなみに船長さんからの連絡は、もっと前に予約した人たちに対して前日に予約を再確認するためのもので、私たちのように前日に予約を入れた客には(必要がないので)連絡くれないのだとか。。

うーむむむ、、説明を聞けば、ああなるほどと納得せざるを得ないようなお話ばかり。でも、、、

ここまで何をしに来たんだ、私たちは!?