つみほ スレスレなるままに

現実と非現実の境目をふらふらと往き来するかのような日常の記録

滝の写真を撮りに、赤目四十八滝に行ってきました

夏休みの初日、さっそくですが、赤目四十八滝というところに行ってきました。

奈良県の宇陀市にあるのですが、滝川の渓流に大小様々な滝があり絶景写真スポットの一つに数えられています。

 

実は以前から行きたいと思っていた場所なのですが、息子が小さい時分には休みの日は特に自分が行きたいところにはなかなか行けない。やはり子供の気持ちが最優先で、子供の遊び場というか子供が行きたいところに連れて行く、というパターンに落ち着いてしまっていたのです。

 

うちの場合は息子が大きくなった今でもそのパターンは変わりません(苦笑)。。

むしろ小さかった頃より今の方が、勉強やら何やらで時間的な制約が大きいこともあり可能な限り息子に合わせてます。

ただ幸いなことに息子も、私同様に写真の楽しさに目覚めたようで、予てより私が写真を撮りに行きたいと願っていながら行けなかった場所へ、今度は息子が行きたいと言うようになりました。私にすれば、大義名分が立ったようなものです。

 

ただ今回はちょっとした失敗をしました。時間を見誤った、というか少々無謀過ぎました。

自宅からクルマで行くとして、日帰り旅だとしてもまあ、行って帰るだけなら問題はありません。でも写真を撮りに行く目的で行くのですから、現地の滞在時間を考慮すれば遅くとも朝8時には出発すべきでした。ましてや息子は、帰宅後に塾があるというのですから尚更のことです。

もっとも、赤目四十八滝に向かうと決めたのが当日の10時半過ぎなのですから如何ともしがたい訳ですが。。。

結局のところ現地入りしたのは大方2時でタイムリミットは3時、、とても時間が足りません。地図をみて、とりあえず今回のゴールは千手滝と決めて登りに掛かりました。

 

ちなみに私の認識では、赤目四十八滝は自然公園だと思っていました。

たしかに自然公園ではあるのですが、四十八滝に向かう登山道は入り口がオオサンショウウオの展示場になっていて、ここを通らないとそもそも登山道には入れません。

入山料が掛かるので行かれる方は注意してください。

 

なお四十八滝のある滝川渓流は、オオサンショウウオの数少ない棲息地の一つなんだそうで、キャンプも飯盒炊爨もBBQなども禁止されています。

 

あと、これは現地の茶店のおばちゃんに聞いたのですが、赤目四十八滝、、実は四十八滝とは名ばかりで実際には30〜35ほどしかなく、四十八という数詞は沢山あるという意味で使っているのだとか。。ホントかどうかは定かではありませんが、こういうおもしろい素の話が聞けるのも現地ならではですね。

 

それで、実際に行ってみての感想ですが、、いいところだとは聞いていましたがこれほどとは!!

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赤目四十八滝のひとつ『千手滝』

正直言って、涼しくはないです(笑)。。箕面の滝などは森の奥という感じでもう少し涼しかったと思うのですが、赤目四十八滝は暑かったです。もっともそれはまだ千手滝くらいの場所だからで、もっと上流にまで行けばうんと涼しくなる、かもしれません。

でもその暑さをしても行って良かったと思わせる滝水の流れがありました。

滝壺に落ちた水の清漣な漂い、透き通った水のなんとも言えない美しさに心を奪われました。

 

またきっと来ようね、今度はちゃんと全部の滝を見に来ようね。

息子と約束をしました。たぶん近いうちに実現するでしょう。